「観察瞑想」のすすめ☆混迷する世界から自分を守り 世界を変える☆



最近はどうにも忙しすぎて、常に心に落ち着きがない。祖国や世界の政治状況を見ていても怒りが湧くことばかりで、心が乱されることが多い。

映画作家などというヤクザな商売をしているので、経済的な不安も常に抱えている。そういうストレスを少しでも軽減し、心の平静を保つ方法はないものか。そんな気持ちも募っていた。
ハーバード大などが2011年に行った研究では、瞑想の訓練を8週間受けた人々の脳の灰白質の密度が高まったことが報告された。更に2015年には様々な研究結果から、脳のどの部分が瞑想の好影響を受けるかが特定されている。

特に注目されているのは、瞑想によって前帯状皮質が発達することである。それは集中力や自己統御力をつかさどり、反射的で不適切な反応を抑制したり、戦略を柔軟に変更したりする能力と関係しているという。この混乱した世の中を生き抜くには、鍵となる脳の部位であろう。

また、瞑想をすると海馬の灰白質が増大することも報告されている。海馬といえば、感情や記憶力をつかさどり、強いストレスに晒されるとダメージを受ける部位である。逆境をはねのける力と関係するといわれている。

加えて、ジョンズ・ホプキンス大の2014年の研究では、瞑想が抗うつ剤と同じ程度に、抑うつを改善することも証明された。他にも、禁煙に効果があるとの研究や、脳の老化を抑えるとの研究、大学院入試(GRE)の論述の成績が16%も上昇するとの研究も発表されている。


瞑想の方法は、拍子抜けするほどシンプル☆

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一定の時間(初心者なら10〜30分間)、身体の力を抜いて正しい姿勢で座って目をつむり(半開きでもよい)、自らの自然な呼吸に意識を集中させ、観察する。それだけ

やってみて驚かされたのは、自分の頭の中がいかに雑念だらけか、ということである。いくら呼吸に意識を集中させようとしても、すぐに雑念が湧いて、気づいたら別のことを考えていたりする。

典型的な雑念は、いわゆる「やることリスト」である。瞑想していても、いつの間にか「家賃の支払い、忘れないようにしなくちゃ」「新作の編集作業、今日は何時からやろうか」などと考えている。

他にも、数日前にあった○○さんの顔や発言が浮かんできたり、「あいつのあのツイートは酷かったな。どう言い返そうか」「昨日作ったカレーはうまくできたな」「こんな瞑想、やってて本当に意味があるんだろうか」などなど、ありとあらゆる雑念がひっきりなしに湧いてくる。「心ここにあらず」なのである

そうした雑念が湧いても自分を卑下しないのが、この瞑想法のポイントであり鍵である。雑念が湧いたら、まずはそれに気づいた上で、呼吸に戻る。すると別の雑念が湧く。そしたらまたそれに気づいて、再び呼吸に戻る。その繰り返し

そのうち、雑念だらけの自分にうんざりして投げ出したい衝動が湧いてきたりするのだが、そういう感情もクールに観察して、また呼吸に戻る。あるいは、瞑想中に腰が痛くなってくる。

あるいは、鼻の頭が痒くなってくる。あるいは、眠気が襲ってくる。そうした現象に対する対処の仕方も、みんな同じだ。腰の痛みなら痛みを、鼻の痒みなら痒みを、眠気なら眠気を観察し、呼吸に戻るのである


この瞑想のシステムが凄いのは、原理的にほとんど「失敗」しえないことである。雑念だらけのまま30分間の瞑想を終えたとしても、雑念のひとつひとつに「気づいて」いる限り、その瞑想は失敗ではない。

実際、いくら雑念だらけの瞑想でも、終わってみれば自分の心が格段に落ち着いていることに気づかされる。なぜなら瞑想の本義は「雑念無しの上手な瞑想」をすることにあるのではなく、雑念だらけの自分の状態に「気づく」ことこそにあるからだ。そういう意味では、究極の「自己受容」なのである。おそらく。

 観察瞑想で訓練する心のあり方。それは、「今ここ」で起きている「ありのまま」に集中し、良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとか判断することなく、ただただ「気づく」ことである(そういう心のあり方を「マインドフルネス」と言う)

 マインドフルネスは、瞑想をするときだけでなく、日常生活で実践してこそ意味がある。例えば、歩くときは歩く自分に気づいて観察する。誰かに嫌味を言われて怒りが湧いたら、自分の中に湧いた怒りに気づいて観察する。ライバルの成功を羨む気持ちが湧いたら、その気持ちに気づいて観察する

過去の失敗を思い出して後悔の念が湧いたら、その気持ちに気づいて観察する。怠惰な気持ちが湧いて仕事をする気が失せたら、その気持ちに気づいて観察する。将来に対する不安が頭をもたげたら、その気持ちに気づいて観察する


 すると怒りや羨望や後悔や怠け心や不安が湧いても、それらに振り回されたり、心や行動を支配されたりしなくなるから不思議だ。

肝心なのは、そうした気持ちを無理に抑え込もうとしないことである。やるべきことは、ただ「観る」だけ。それだけで心の平和が保ちやすくなり、衝動に駆られて失敗することが減り、したがって人間関係や仕事に良い影響をもたらすのだ


筆者はまだ瞑想を始めて4週間の初心者である。間違っていることもあるであるかもしれないが、とはいえ、百聞は一見に如かず。本当にお勧めしたいのは、本を読むだけでなく、自分で試してみることである。

筆者は毎朝30分間、瞑想をしている。近年の筆者は、スマホやパソコンを片時も離せないほど「何も見てない時間」が耐えられなくなっていたので、30分も目をつむってじっとしていられるとは想像すらできなかったのだが、やってみればなぜか苦にならない。

むしろ頭や心がすっきりして気持ちがよい。そこで最近では朝の30分瞑想に加え、仕事の合間と寝る前にも15分ずつ、瞑想をするようにしている。すると仕事の能率や睡眠の質も向上したような気がする。だから時間が許す限り、瞑想の頻度をもっと増やしたいとさえ感じている。

(中略)

社会が個人から構成される以上、社会だけを変えようとしても無理がある。本質的な社会変革は、そもそも個人一人ひとりの変革からしか生まれえないと思うのだ。

 米国ではすでに、荒れた学校などで瞑想を取り入れ、成果をあげつつあるという。そうした動きが全米に、そして全世界に広まるならば、世の中を根本から変えることになるのではないか。

* * * 

「観察瞑想」良いですね♪
私も日本や世界の政治状況を見ていると怒りが湧くことばかりなので、「観察瞑想」をして心を落ち着かせながら、未来に進んで生きたいです。経済的な不安も常に抱えているので、ストレスを少しでも軽減し、心の平静を保っていたいですねぇ

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