記憶の定着には4時間後の運動が効果的


「エクササイズを1セットこなすと、抗うつ薬のプロザックやリタリンを少量摂取した時と同じような効果があります」。これは、この分野でトップレベルに属するある研究者の以前の発言です。

さらに、運動には人の気分を明るくしたり、落ち着かせたりする以上の効果があることがわかっています。それに加えて、記憶力をアップさせるのにも運動が役立つことが、新たな研究で判明したのです。

汗を流すことが記憶力向上につながる?

ある研究チームは72人の被験者に、まずは90の単語を連想記憶してもらいました。次に、被験者は以下に挙げる3つのグループに分かれ、それぞれの指示に従います。

①特に何もせず、
②単語を記憶した直後に35~40分の運動を行い、
記憶してから4時間後に35~40分の運動しました。

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それから2日後、被験者に記憶した単語を思い出してもらうテストを実施しました。その結果は?単語を記憶してから4時間後にエクササイズバイクに乗ったグループが、ほかの2グループと比べて抜群に良い成績をあげたのです。

何かを学んでから数時間後にエクササイズをすると、記憶への定着が促進される理由は、まだわかっていません。とはいえ、運動により分泌が促されるドーパミンやノルアドレナリンといった物質が絡んでいる可能性が考えられます。

研究チームは、以下のような結論を導き出しています。「我々の研究結果から、適切なタイミングで行われた身体運動は、長期記憶を改善し得ることが示唆されています。また、教育ならびに臨床の環境で、運動の時間を導入することのメリットにも光を当てるものとなっています」

これはつまり、教育機関は体育の授業を組むタイミングを、よくよく考えるべきだということかもしれません。また、専門的職業に就く人たちは、暗闇で自転車を漕ぐフィットネスチェーン「SoulCycle」でのセッションや近くのランニングロードに向かうタイミングと、新しいことを学ぶ時間をうまく組み合わせるべきでしょう。
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